W杯2014 ブラジル大会 4

『日本は “ほこたて” で負けた』だけだ。

 

皆さん、おはようございます。日曜日は悔しい結果となってしまいましたね(T_T)

日本戦については1本まるまる使わせていただいて、ガッツリ私的意見を偉そうに(w)書かせていただきます。

ふぅ~、緊張する。。。

仕事で、オンタイムで観る事ができず、お客様からの話や、家に帰ってからのスポーツニュース、ネット情報、できるだけ多くの情報を見て自分なりに想像をした上でゲームをチェックさせていただきました。

 

TVやネット情報などで一番多かった内容は、「いつもの日本代表のサッカーが出来なかった」というものでした。

「何故出来なかったのか?」「メンタルの問題だ」「ザックの采配が悪かった」等、皆さんの意見はいろいろとありました。

皆さんが様々な意見を持つように、僕の意見を書かせていただけるならば、

 

「日本はよくやった。その上で負けた。」

 

ということになります。

 

 

お客様からの話を何人か聞いて、スポーツニュースの解説者の話も聞いた上で、いくつかの仮説を立てて、そのポイントを中心に観ていたのですが、

 

仮説その① 日本選手の気持ちが後ろ向きだったのではないか?どこから(誰が)後ろ向きになったのか?

サッカーにはよくあることで、試合に入るときや、点を入れられたあと等、選手個々の意識統一がなされず、DFは慎重に、FWは積極的にいって、中盤がポッカリなんてことは日常茶飯事のことで、確かに日本のスタートは長谷部・山口であったことから、このプランでの基本的な考え方は攻守分業。

なら、前の選手はもっと低い位置からプレスに入り、カウンターに意識を置きながら試合を進めていく事が本当ではないか?とは思いますし、前半当初、香川が大迫に守備面でのズレの声掛けをしていたのが見て取れたので多少のズレはあったかと思いますが、後半からはキッチリ修正していましたし、遠藤が入ってからの前と後ろの意識のズレも感じませんでしたし、先制点が入った後もチームとして後ろ向きな姿勢は見られなかったと思っています。

 

 

仮説その② 運動量が少なかったのではないか?私的には、岡崎くんの運動量も少ないというのは何故なのか?

これも観ていて思ったのは、サッカーは相手があるものなので、100点がよくてそれが出来ないと「何故だ!」というものでもなく、確かにチームとして100点ではなかったと思いますが決して悪いものではないと感じています。

 

 

仮説その③ 大迫、香川が機能していなかったのではないか?

これも100点ではないが、与えられたミッションにしっかり取り組んでいたと思います。(いや、いつもの香川や大迫はもっと出来る!出来ないのなら変わりの選手(大久保、柿谷)の方がマシだ!という意見は多いでしょうが、それを言い出すと戦犯探しになりますし、チームスポーツである以上チーム全体に責任があるということでご理解ください)

 

 

仮説その④ ザッケローニ監督の采配がまずかったのではないか?

これはそうであったと言わざるを得ないです。

監督業は負けた時、全責任があるということが前提です。何があっても監督が悪いのです。(私的には、だからこそ監督にはリスペクトの念があるのですケドね。)

 

ザッケローニは選手を信じるタイプの監督。でも、監督なので「勝つ」ためには選手に対し厳しい判断をすることは当たり前です。裏を返せば、その監督が考えに考えてピッチに送り出した選手はそれに応えないといけません。出来ると信じて出しているのですから。

なので、今回は結果が出ていない(1試合だけですが)以上、その信念を否定されても文句は言わないでしょう。

 

私的に、戦前から、対コートジボワール戦に限っては長谷部・山口スタートは同意見。まずは守備を安定させてY・トゥレを抑える。後半、タイミングをみて遠藤投入はプランどおり。これは後のザックのコメントでもその通りで、TV解説の岡田監督も同意見のようなことを言っていました。

でも、結果がついてこなかったのは細かいディティールの部分と「ほこたて」の話だと思います。(後程書きます)

 

本田の1トップや、後半ラストに吉田を攻撃的なポジションで使ったことについては、選手選考の際FWに大きい選手を連れて行かなかったので、ああいう場面であの思考はわからないこともないですが、それなら練習でのシュミレーションは必須で、試合中のやりとりを見ていても選手に意向が伝わるのに時間がかかっていることなどからシュミレーション不足かな?と感じました。

 

 

仮説その⑤ ピーキングを本戦にもっていっているのでは?

これはもしかするとマジでやっているかもしれません。

動きが鈍い原因のそれがブラジル、スペインのそれと同じものであったとしたら、「それならそれで予選の戦い方をもっと考えよーよ!」とツッこむ反面、「マジか!こいつらスゲー!!」となります。

 

 

これらを総合して考えてみても、コートジボワール戦の日本は「いつもの日本」だったと思います。100点ではありませんが平均ぐらいの実力は出せていたのではないでしょうか?

コートジボワールとの力量は紙一重だったと思っています。コートジボワールも圧倒的ではありませんでした。ドログバも全盛期に比べるとどうにもならないレベルではありませんでした。(それでもやるべきことがわかっているのはやっぱり凄いですネ)

 

日本選手は、日本国民(うちのスタッフもw)はなんだかんだで「勝てる」と思っていたのではないでしょうか?

しかし、コートジボワールは前半ラストからミドル~ロングレンジのパスを多用しフェニッシュまで持って行けていました。それなりに手ごたえを感じていたのではないかと思います。

 

先にも書いたようにサッカーには相手がいます。相手も「勝つ」ために工夫をしてきます。日本は味方同士の距離をコンパクトに保ってショートパスを繋ぎ、相手を崩すというサッカーを目指しています。

 

そのために、

  1.高い技術力 

  2.高いポゼッション率 

  3.連動性と運動量 

  4.高い戦術理解 

が必要です。今のスペインやフランス、ドイツがまさにこれですね。

 

では、相手がこれを破る手段としての例は?

  1.中盤を飛ばしてロングボールを蹴る。

  2.ミドル~ロングボールを多用し、ピッチをワイドに使う。

  3.1対1に勝つ

  等々

ということをやります。

 

これが出来た方が勝ちやすいんですね。

日本は前半途中からミドル~ロングパスを多用してきたコートジボワールに対し、パスをきっちり通し、収め、ポゼッションし、できたら1対1で勝つ必要がありました。

ですが、本来なら成功率が上がりやすいショートパスの日本のパス成功率が71%、ロングパスのコートジボワールが80%と数字を見ただけでも勝つための要因の1つが負けています。

結果、ポゼッションが出来なくなり、より走らされ、運動量が落ち、コンパクトにならなくなった。

上手くいっていると、コートジボワールはDFに戻らざるを得ない人数が増え、ロングボールの数が減り、マイボールになっても自陣からの攻撃となりやすいのでカウンターも決まり辛いとなるわけです。

これがいわゆる“ほこたて”です。

 

結果論としては、失点の1点目は森重が前を取られた。これはコートジボワールを褒めるべきでしょう。ピンポイントのパスがアーリークロスでそれをかつニアであわせてファーに流す。これではGKはノーチャンスです。

2点目はセカンドボールを拾われて、その後詰め切れず、サイドから崩された。

なるべくしてなった結果なんだと思います。今回は相手の方が上手くいっただけです。

 

 

日本が崖っぷちなのは変わりませんが、試合を観てどうにもならないということではありませんでした。むしろ残り2試合が楽しみになってきました。

日本は今、どのレベルにいるのカナ?今回のW杯は本当の意味で日本のレベルを教えてくれるかもしれません。

コートジボワールが優勝するかもしれませんよw なら日本はすごく強いということですから!

 

私的には世界のサッカーの差は小さくなっていて、“ほこたて”がはまれば強豪国にも勝てる!と思っているのが近代サッカーです。

なので、まだまだ下を向いてちゃいけません!12人目の僕たちが選手の背中を押さなければ優勝なんてできませんからね!!

 

ということでギリシャ、コロンビアに勝つぞ!!日本!!!

 

 

長文でスミマセン。。。ありがとうございました。

 

一言。

試合当日のお店はちょ~~ヒマでした。。。(T_T)